ジルコニアの特性

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2005年より、日本の歯科でも正式に認可された『ジルコニア』という材料は『白い金属』と呼ばれ、医療の現場では人体の中でも最も負荷がかかると言われている人工股関節の材料として採用されています。

生体での安定性が非常に高く、金属アレルギーを持つ患者にも最適のフレーム素材です。

ジルコニアの特徴

ジルコニアが持つ最大の特徴として、『セルフヒーリング効果』が挙げられます。ジルコニアは室温では単斜晶系であり、温度を上げていくと正方晶、及び立方晶へと結晶構造が相転移します。

特に単斜晶から正方晶への相転移では4〜7%の体積収縮が見られます。すなわち,室温付近で立方晶や正方晶が混在する組織になっている部分安定化ジルコニアが大きな応力を受けると、正方晶粒子が体積膨張しながら単斜晶に相転移します。

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この体積膨張が大きな応力場で生じたクラックを押しつぶし、クラックの進展を防止します。(結晶構造を変化させ、亀裂を押さえ込む)この効果によって曲げ強度は900〜1200Mpaとなり、金属と同程度の強度を有します。

歯科で使用されるジルコニアについて

ジルコニアは、温度によってその結晶構造を変化させます。室温でも高い強度を維持させるため、安定化材のイットリアもしくはセリアが少量添加してあり ます。つまり、歯科で使用される『主成分ジルコニア』の定義とは『YTZP』もしくは『CeTZP』であり、ジルコニアが90%程度含有されている 『ピュアジルコニア』を指します。CERECシステム等で使用されるインセラムジルコニアなどは、ジルコニアの名前がついてはいるもののジルコニアは 30%程度しか含まれていないため、ジルコニアセラミックスには分類されず、アルミナフレームに分類されます。

Mセラミック工房のプレミアムなジルコニア

エムセラで扱うプレミアムなジルコニアのラインナップでは、ZIRCONZAHN社(イタリア)のハンドミリングシステム『Zircograph』を使用した『PRETTAU』ブランクスを採用しております。
ハンドミリング工法の採用により、フルアーチのジルコニアクラウンはもちろん、ジルコニアインレー、ジルコニアカスタムアバットメントなども、CAD/CAM以上の精度で削り出すことが可能です。

エムセラでの半焼結ジルコニアへのアプローチは、全てのケースに手作業のひと手間を加えて仕上げております。
例えばフルジルコニアクラウン咬合面の小窩裂溝や、頬側面の細かな表面性状などは、シンタリング後に加工することはできません。そうした機械加工では不可能な領域も、エムセラでは手作業によって実現させております。

削り出されたブロックの色調に関しても、そのままシンタリングを行う一般的な方法とは異なり、患者の歯の色調に合わせて1歯ずつカラーリングしております。
『ZIRCONZAHN社』純正ブランクスに、純正カラーリキッド『アクアレル』を浸潤させた、エムセラオリジナルのジルコニアクラウンは、専用のシンタリングファーネスによって、より高強度に、より美しく焼き上がります。

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┘1番:ジルコニアコーピングクラウン

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